VTuberとは何なのか?今更聞けない基本を紹介
VTuberってキャラクターの姿で配信している人のことだよね?
実はちょっと違うみたいだよ!
え!?違うの!?
VTuberという言葉を耳にして、アニメに出てくるような二次元のキャラクターがライブ配信をしている……くらいの認識の人も多いかと思います。
概ねあってはいますがVTuberの正しい言葉の意味もありますし、2016年に生まれた言葉なので今までの積み重ねからVTuberという言葉から派生したものもあります。
この記事では、VTuberについて紹介して行きます。
- Vtubverについて知りたい人
VTuberとは何なのか
『VTuber』とはVirtual YouTuberの略称です。
生身に人間ではなく、3DモデルやLive2Dで動くデジタルアバターの姿で活動する動画配信者のこと。
VTuberが生まれたのは2016年12月。
キズナアイが、世界ではじめてVTuberとして活動をスタートさせました。
キズナアイが自身のことを「バーチャルYouTuber」と名乗ったことで、VTuberという言葉が浸透していきました。
VTuberという言葉・存在を生み出したキズナアイにならって、3DモデルやLive2Dの動くデジタルアバター姿で、YouTuberとして活動している人のことを本来VTuberといいます。
ですが、現在VTuberという言葉は少し曖昧になっています。
『デジタルアバターを使っている=VTuber』という認識の人も多くいます。
YouTube以外のTwitchやIRIAMのようなプラットホームで活動しているデジタルアバターを使った配信者は、正しくはVライバーと言います。
2024年8月に発売された『VTuber学』は、学術的にVTuberという存在を捉え分析し、本にまとめています。
VTuberの歴史はもちろん、より深く知りたい人はこの本をオススメします!
VTuberの種類
2016年にVTuberという言葉が生まれ、今では1つの文化として定着しています。
キズナアイが登場した2016年は、3Dアバターを作る技術やコストの問題から、個人での参入はなかなか難しいものでした。
近年ではLive2D Cubismといったアバター制作ツールの進化や、ココナラのようなサービスで作り手と直接出会えるようになり、個人でも手が出せる価格になりました。
私自身モデリング初心者ですが、自分で動かすことができるようになりました。
そんな背景もあり、VTuberになる人・なりたい人は年々増えていっています。
YouTuberのように顔出しをすることなく活動できることも、増えている要因かもしれませんね。
ということで、ここからはVTuberの人口が増えてきたことで枝分かれしていった種類について紹介していきます。
所属の違い
VTuberが増えたことで、VTuber専用の大手事務所やプロダクションが生まれました。
それにより、個人でアバターを作成して活動している『個人勢』と、にじさんじやホロライブプロダクションなどの、大手事務所やプロダクションに所属する『企業勢』に分かれました。
VTuber事務所
- にじさんじ
- ホロライブプロダクション
- 774 inc.
- .LIVE
- のりプロ
- ぶいすぽっ!
……など
生まれや個性が特殊なVTuberの属性
歌や踊り、ゲーム、お絵描き、朗読、雑談……VTuberの配信内容も多種多様です。
配信内容によって、呼び方が変わる……もしくは個性やわかりやすさから自分自身で呼び方を変える場合もあります。
他にもデジタルアバターが生まれる際に特殊な生まれ方をした場合の呼び方もあります。
VTuberの属性
- セルフ受肉VTuber
自分のイラストでモデルを作って動かすVTuber。 - バ美肉VTuber
バーチャル美少女受肉の略語で、男性でありながら容姿は美少女の姿を用いているVTuberのこと。 - 両声類VTuber
男性が女性のような声(女声)を出したり、女性が男性のような声を出すVTuber。 - お絵描きVTuber
絵を描いいるところを配信するVTuber。
さいごに
2016年から始まったVTuber文化。
今まで自分を前に出すことが苦手だった人でも、顔出しをしないことによって自分を出せる機会を得た人もいるでしょう。
今まで世に出てこなかったいろんな個性に出会えるチャンスになりました。
キャラクターだけど中には生身の人間がいる。
だからこそ、2次元のキャラクターと双方でコミュニケーションが取れる。
アニメはその世界を覗いていた感覚でしたが、それとはまた違った新しい感覚で、とても不思議だけど魅力的な空間がVTuberのチャンネルには広がっています。
2024年8月に発売された『VTuber学』は、学術的にVTuberという存在を捉え分析し、本にまとめています。
VTuberの歴史はもちろん、より深く知りたい人はこの本をオススメします!
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