初期費用を抑えたい!VTuberに必要なパソコンの最低スペックを紹介
VTuberになりたいと思って必要なもの調べてたんだけど、パソコンすごく高くない?
そうだね〜!平気で20万円越えてくるよね!
できるだけ初期費用減らしたいんだけどどうすれば良いかな?
どんなものでも品質は低いものから高いものまであります。
品質が低いものであれば安く手に入るし、逆にお金を積めば高品質なものが手に入ります。
ですが、いくら質を落として初期費用を抑えたところで、スペックが足りない品質のものを買ってしまえば、まともに活動ができなくなってしまいます。
そこでこの記事では、「最低でもこのスペックは備わっていないとVTuber活動ができないよ!」といった、VTuberにとってのパソコンの最低スペックを紹介していきます。
- VTuberに必要なパソコンの最低スペックが知りたい人
パソコンだけじゃなく、VTuber活動をはじめるにあったって必要なもの諸々の値段を一覧にしました!こちらの記事も合わせてご覧ください。
VTuberに必要なパソコンの最低スペック
VTuberに必要なパソコンは、普通に使うパソコンに比べて高性能なものになります。
最低スペックのものでも……です。
というのも、普通のパソコンには入っていないパーツが組み込まれているんですよね!
それがVTuverをしていく上で必要不可欠なため、結局高いパソコンを買うことになるんです。
それでも、それぞれのパーツにはランクがあります。
そのランクをBTO(Build to Order)と呼ばれる注文を受けてから組み立てるパソコンショップでカスタマイズすることで、パソコンの値段を抑えることができます。
それでも10万円は越えるのでしっかりお金の準備はしておきましょう。
抑えることができるパーツは『CPU』『GPU』『メモリ』『SSD』の4つ。
VTuverとして活動するために、この4つの最低ラインと標準ラインを知って、最低ラインを下回らないパソコンを購入しましょう。
パソコンの性能を決めるもの
パーツ | 概要 |
---|---|
CPU | データの処理や制御を行うパーツで、パソコンの頭脳。性能が高いほどデータ処理速度が速くなるため、デバイスの動作が快適になります。 |
GPU | パソコン内の画像処理を担当するパーツ。映像をディスプレイに表示するための演算を専門的に行っています。 |
メモリ | パソコンの作業場のような存在。メモリ容量が大きければ大きいほどゲームのロード時間やデータの読み込み時間を短縮することができます。 |
SSD | プログラムや静止画や動画といった、データを保存するための記憶装置です。 |
パソコンの最低スペック
パーツ | 最低スペック | 標準スペック |
---|---|---|
CPU | Core i5/Ryzen5 | Core i7/Ryzen7 以上 |
GPU | RTX 3060 | RTX 3060Ti RTX 4060Ti |
メモリ | 16GB | 32GB〜 |
SSD | 500GB | 1TB〜 |
価格 | 15万円〜 | 23万円〜 |
今回紹介しているスペックは、雑談配信以外もしたいという前提のスペックです。
雑談配信だけであれば、もっとスペックを落としたもの(CPUとメモリが十分であればGPUが搭載されていないもの)でもいけます。
さらに言えば、ノートパソコンの方がモニターやWEBカメラなど、いろんな周辺機器を買い揃える必要がないので、初期費用はかなり抑えられます。
ノートパソコンの場合、「ゲームもやっぱりしたい!」ってなったら買い直しになるのでしっかり吟味しましょう!
処理速度に関わるCPUの最低スペック
CPUはデータの処理や制御を行うパーツで、パソコンの頭脳です。
性能が高いほどデータ処理速度が速くなるため、デバイスの動作が快適になります。
最低でもCore i5は欲しい!!
CPUを取り扱うメーカーは、主にintel(インテル)とRyzen(ライゼン)の2社。
Ryzenの方が安いですが、自分でパソコンをいじれない初心者はintelがオススメ。
大手の安心感は計り知れません。
CPUの最低スペック
パーツ | 最低スペック | 標準スペック |
---|---|---|
CPU | Core i5/Ryzen5 | Core i7/Ryzen7 以上 |
最低でもCore i5!
お絵描き配信やゲーム配信をする人はCore i7以上欲しいです!
画像処理を担当するGPUの最低スペック
GPUはパソコン内の画像処理を担当するパーツ。
グラフィックボード(通称グラボ)はこれです!
映像がなめらかに動くために必要なパーツなので、ゲームをする人はここにお金をかけるのが正解!
雑談配信のみの場合は、GPUのスペックは下げて大丈夫です。
オススメはGeForceのRTXシリーズ。
CPUの最低スペック
パーツ | 最低スペック | 標準スペック |
---|---|---|
GPU | RTX 3060 | RTX 3060Ti RTX 4060Ti |
FPSゲームをする人は特に、GPUのスペックにお金をかけると見える世界が変わります!
作業場になるメモリの最低スペック
メモリはパソコンの作業場のような存在。
ゲームのロード時間やデータの読み込み時間を短縮することができます。
メモリ容量が大きければ大きいほど、作業場が広くなるので作業に余裕ができます。
基本装備が16GBのパソコンが多いので、最低であれば16GBで大丈夫です。
本当の本当に雑談配信だけであれば8GBでも……まぁいけます!
CPUの最低スペック
パーツ | 最低スペック | 標準スペック |
---|---|---|
メモリ | 16GB | 32GB〜 |
「ゲームガッツリやるよ!」なんて人は、32GB以上がオススメ。
データを保存するためのSSD最低スペック
SSDは、プログラムや静止画や動画といったデータを保存するための記憶装置です。
要は倉庫。
しかも取り出しに時間がかからないのでストレスフリー!
配信時に録画した動画を保存しておき、動画として編集する時なんかに役にたちます。
データの保管場所として外付けHDDを使うのもありです。
SSDに比べて安いので……!
ですがデータを取り出す時に時間がかかるので、金額を取るかストレスを取るかは要相談です。
CPUの最低スペック
パーツ | 最低スペック | 標準スペック |
---|---|---|
SSD | 500GB | 1TB〜 |
最低スペックではじめる時の注意点
最低スペックではじめるということは、それだけスムーズに進まないことも多くあります。
標準的なスペックのものではあたり前にできることでも、低スペックだとできないかったり、不便なことが出てきます。
そんな注意点をしっかり把握して、低スペックではじめるのか、お金を貯めて標準スペックのものを買うことを目指すか考えましょう。
注意点
- フリーズする可能性がある。
- デジタルアバターがカクつく可能性がある。
- 配信内容に制限ができる。
- 高スペックパソコンが欲しくなる。
フリーズする可能性がある
低スペックのパソコンで活動をはじめるということは、パソコンの性能が良いわけではないので、処理する速度が遅くなります。
そうすると、配信中にもかかわらず画面がフリーズする可能性はないとは言い切れません。
デジタルアバターがカクつく可能性がある
フリーズはしないにしても、デジタルアバターがなめらかに動かずカクつく可能性もあります。
配信内容に制限ができる
低スペックのパソコンでは、どうしても処理が追いつかず配信ができない可能性が高くなる内容のものがあります。
例えばFPSゲームや、お絵描き配信……。
やりたいことを実現するために高性能なパソコンが必要な場合、低スペックでとにかくパソコンを手に入れるのではなく、しっかりお金を貯めて必要な環境をしっかり作るのをお勧めします。
高スペックパソコンが欲しくなる
やはり周りのVTuberさんを見ていると、ある程度高スペックのパソコンを使っています。
他のVTuberさんの配信を見にいくと、自分のパソコンスペックの低さを痛感する場面に出くわすと思います。
「この人の配信めっちゃ映像綺麗……」
「デジタルアバターめっちゃなめらかに動いてる……」
そんなことを感じた日には、もう高スペックなパソコンが欲しくなってしまうこと間違いなし。
さいごに
初期費用を抑えたい気持ちはよくわかります。
VTuberになるには、パソコン以外にもデジタルアバターなど他にも必要な初期費用がありますからね……。
ですが、配信がスムーズに行えないことは、自分にとってもリスナーにとってもストレスです。
できれば標準以上のスペックを携えて活動ができるよう、お金の準備をしたり、機材以外で抑えることのできる場所がないか検討してみてください!
全てオーダーメイドで作るデジタルアバターではなく、nizimaですでに販売されているアバターを買うことで初期費用を抑えることもできます。
他には、自分でモデルを動かすセルフ受肉に挑戦するのもオススメです!
もちろん大変なことではありますが、セルフ受肉ができれば10万円近く節約ができちゃいます。
スキルとしても身に付くので武器にもなりますしね!
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-fin-