VTuberになるための初期費用はいくら?実際に計算してみた
VTuberになるのにいくらかかった?
私は自分で絵を描いたりセルフ受肉したから、一般的にかかる初期費用より少なかったよ!
それでもパソコン買ったりで40万円くらいかな……
それでも40万円……思った以上にかかるんだね……!
VTuberになるための初期費用は10万円〜200万円と言われています。
元々必要な機材やデジタルアバターを作る技術を持っているかどうか……そして購入する道具の品質で違ってきます。
これだけ費用に開きがあると、実際自分だとどれくらいかかるのか不安になりますよね。
この記事では、VTuberになるためにかかる初期費用を項目ごとに分けて、自分だとどれくらいの値段になるかわかりやすくまとめました。
これからVTuberになりたいと思っている人は、参考にしてみてください。
- VTuverになるための初期費用を計算したい人。
- 実際にかかった費用の内訳を見てみたい人。
VTuverになるためにかかる初期費用
VTuverになるためにかかる初期費用は主に2つ。
配信するために必要な機材などの配信関連の費用と、自分の体であるデジタルアバターなどクリエイション関連の費用。
機材もデジタルアバターも、お金を積めば積むほど高品質・高性能なものが手に入るので、そこは自身のお財布と要相談といった感じです!
といっても、お金は湯水のように湧いてくるわけではないので難しいのが現実ですよね。
できるだけ初期費用を抑えて活動をスタートさせたい人も多いと思います。
ですが初期費用を抑え過ぎた結果、配信環境が悪くリスナーが定着しなかったり、離れていってしまう可能性が大いにあります。
その結果、使っている機材より品質が良いものを買いなおして余計に費用がかかった……なんてことも。
リスナーがストレスなく配信を楽しめる『最低限のライン』と、『標準ライン』、そして第一線で活躍しているVTuberが使っている『高品質ライン』の3種類の価格帯のものを紹介していきます。
この記事では3種類の価格帯を松・竹・梅で表現しています。
VTuberの初期費用
配信環境関連
- パソコン
- モニター
- マイク
- Webカメラ
- 配信ソフト
- トラッキングソフト
クリエイション関連
- デジタルアバター
- デザイン・イラスト素材
ここでは初期費用について紹介していますが、準備するものがどれだけあるのか具体的な内容が知りたい人は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
初期費用価格帯一覧表
詳しい商品などの紹介は記事の後半で書いていますが、まずは全体を知るために、初期費用を項目別に松・竹・梅の価格帯で一覧にしました。
お金の蓄えがある人であれば悩む必要はないと思いますが、できるだけ節約したい人もいますよね。
節約したい人の参考になれば幸いです!
- 初期費用価格帯一覧表
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初期費用価格帯一覧表
項目 梅 竹 松 優先度 パソコン 8〜10万円 20〜35万円 50万円以上 高 モニター 1万円 2〜4万円 5〜10万円 低 マイク 0.3〜1万円 3〜4万円 8万円以上 中 WEBカメラ 0.3万円 0.8万円 1万円 低 配信ソフト 0円 0円 0円 ー トラッキングソフト 0円 0.15万円 0.05万円/月 中 デジタルアバター(立ち絵) 0〜0.5万円 1~8万円 10万円以上 高 デジタルアバター(モデリング) 0〜6万円 10~25万円 25万円以上 中 デザイン・イラスト素材 0円 2〜6万円 10万円以上 低 合計 9.6万円〜 38.95万円〜 109万円〜
どこを節約してどこにお金をかけるか……活動内容によっても変わってきますが、共通して活動の基本になる映像と音にお金をかけた方がいいと思っています!
ゲーム配信の場合、まずは配信活動を動かないイラストからはじめる人もいますよ!
VTuberになるためにかかった初期費用を計算してみた
私がVTuberになるためにかかった初期費用は369,675円。
すでに持っていたものもあったり、デジタルアバターを自分で作っているということもあり、かなり初期費用を抑えられた方だと思います。
パソコンを置く机や長時間座れる椅子がなかったり、Wi-Fiのルーターがかなり古いものだったので買い足したものもあります。
- 初期費用の内訳(狸禰いりの場合)
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初期費用の内訳(狸禰いりの場合)
項目 購入品 価格 購入 パソコン※1 G-Tune DG-I5G60 285,677円 ◯ モニター G-MASTER 23.8インチGB2470HSU-B6 24,088円 ー キーボード Logicool G512r-TC 13,145円 ー スピーカー Creative Pebble SP-PBL-BK 2,310円 ー マイク Logicool G Blue Yeti 22,500円 流用※2 WEBカメラ ロジクール C920n 8,800円 流用※2 配信ソフト OBS Studio 0円 ◯ トラッキングソフト nizima LIVE 550円 ◯ 無線LAN AirStation connect 12,800円 流用※2 デジタルアバター セルフ受肉 0円 ◯ お絵描きソフト CLIP STUDIO PAINT PRO 5,900円 ◯ ペンタブ XPPen Deco01V2 7,320円 ◯ Live2Dソフト Live2D Cubism 15,708円 ◯ パソコンデスク ODK パソコンデスク 22,980円 ◯ ゲーミングチェア GTR CH117 24,500円 ◯ マイクアーム Aokeo マイクスタンド 2,550円 ◯ スマホスタンド AHHEEK アルミ製スタンド 4,490円 ◯ 合計 369,675円(流用合わせたら413,775円) ※1 パソコンはスターターセットを購入しました。そのためモニター・モニターアーム・マウス・キーボード・スピーカー・ヘッドセット・コントローラーも一緒になった値段です。
※2 流用はすでに持っていたものです。今回の初期費用には含まれていませんが、実際にVTuberとして活動するのであれば必要なものだと思い、項目として追加しています。
この内訳は、あくまで必要最低限のものだけにしています。
本当はXboxコントローラーや、キャプチャーボード・ストリームデックなんかも揃えたかったんですが、自分の中でVTuber活動の目標を決めて達成した時のご褒美としてとっておくことにしました。
あくまでVTuber活動をスタートさせるために絶対なければ困る!と言ったものを初期費用として計算しています!
配信環境にかかる初期費用
配信環境にかかる初期費用は、10万円から45万円ほど。
機材は配信活動の要です。
音や映像が乱れてしまっては、見に来てくれた人はすぐに離脱してしまいます。
ある程度の品質は確保するのがオススメです。
配信環境にかかる初期費用
- パソコン
- モニター
- マイク
- Webカメラ
- 配信ソフト
- トラッキングソフト
パソコン
パソコンはリスナーに映像を届けるためにも大切な機材です!
配信者にとって心臓のような存在。
そんなパソコンも10万円から50万円といろんな価格帯がありますが、パソコンの品質はやりたいことに合わせて選ぶのがオススメです。
雑談配信だけという人であれば、GPUが搭載されていない低スペックのものでもいけるので、10万円くらいで手に入ります。
逆にゲーム配信がメインであれば、綺麗な映像でプレイするのがとても大事になってくるので、GPUの性能はできるだけ高いものがいいです。
パソコンの性能を決めるもの
パーツ | 概要 |
---|---|
CPU | データの処理や制御を行うパーツで、パソコンの頭脳。性能が高いほどデータ処理速度が速くなるため、デバイスの動作が快適になります。 |
GPU | パソコン内の画像処理を担当するパーツ。映像をディスプレイに表示するための演算を専門的に行っています。 |
メモリ | 必要な処理を進めるための作業場所のような存在。メモリ容量が大きければ大きいほどゲームのロード時間やデータの読み込み時間を短縮することができます。 |
SSD | プログラムや静止画や動画といった、データを保存するための記憶装置です。 |
スペック一覧
パーツ | 梅 | 竹 | 松 |
---|---|---|---|
CPU | Core i5 | Core i7 以上 | Core i9 |
GPU | RTX 3060 | RTX 3060Ti RTX 4060Ti | RTX 4090 |
メモリ | 16GB | 32GB〜 | 128GB |
SSD | 500GB | 1TB〜 | 2TB |
価格 | 15万円〜 | 23万円〜 | 58万円〜 |
ちなみに私は竹のランクにあたる一般的に使われているものを購入しました。
- 梅:必要最低限で初期費用を抑えたい人向け(15万円〜)
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梅:必要最低限で初期費用を抑えたい人向け(15万円〜)
VTuberの場合、配信中デジタルアバターを連動させるため、必要最低限のスペックがあります。
そんな最低限のラインですら10万円するパソコンがほとんどです。さらに梅で紹介するパソコンは、ゲーム配信には不向きで、雑談配信がメインの人にオススメするパソコンです。
雑談メインであれば、ノートパソコンの方がモニターやWEBカメラなど、いろんな周辺機器を買い揃える必要がないので、初期費用はかなり抑えられます。
それでもやはり雑談だけだと活動の幅が制限されちゃいますよね。
「それは困る!」と言った人は、ゲーム配信にも対応できるパソコンの中でも、必要最低限のスペックはなんなのかをこちらの記事で紹介しているので、気になる人は合わせて読んでみてください。
合わせて読みたい初期費用を抑えたい!VTuberに必要なパソコンの最低スペックを紹介梅のオススメスペック
梅は本当にスモールスタートなパソコン。
モニターやWEBカメラなど
周辺機器を買い揃える必要がないノートパソコンは
お財布に優しい!パーツ 梅スペック CPU Core i5 GPU RTX 3060(雑談だけであればGPU無しでもいける) メモリ 16GB SSD ー
- 竹:そつなくこなせるゲーミングPC(23万円〜)
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竹:そつなくこなせるゲーミングPC(23万円〜)
ある程度のことはそつなくこなせる一般品質。
ゲーム配信やお絵描き配信など、VTuberとして活動の制限をかけたくない人は竹ランクのパソコンをオススメします。
竹のオススメスペック
一般的に使われているパソコンのスペックです。
このスペックがあれば、ある程度のことはできます。パーツ 竹スペック CPU Core i7 以上 GPU RTX 3060Ti
RTX 4060Tiメモリ 32GB〜 SSD 1TB〜
- 松:いつかは欲しいハイエンドクラス(58万円〜)
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松:いつかは欲しいハイエンドクラス(58万円〜)
第一線で活躍するVTuber……特にFPSゲームの配信を行なっている渋谷ハルさんや、にじさんじの葛葉さんや、3Dアバターを使っているVTuberが使っているような高スペックパソコンです。
VRゲームなど負荷の重い配信をする場合は、ハイエンドクラスのゲーミングPCが必要になって来ます。
松のオススメスペック
パーツ 松スペック CPU Core i9 以上 GPU RTX 4090 メモリ 128GB〜 SSD 2TB
モニター
モニターは配信ソフトを起動するためにも必要ですし、ゲーム配信をするならゲーミングモニターが欲しいところ。
活動をはじめて、配信をする時に思いの他開くウィンドウが多いことに驚きました。
ゲーム画面、OBSの画面、トラッキングソフト、Twitchの画面、音声認識字幕ちゃん……。
1つのモニターだと、できなくはないけど何かと不便。
早急にデュアルディスプレイに対応しようと思います。
- 梅:普通のモニターで頑張る(1万円)
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梅:普通のモニターで頑張る(1万円)
- 竹:ゲーミングモニターを導入する(2〜4万円)
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竹:ゲーミングモニターを導入する(2〜4万円)
- 松:プロゲーマー御用達ハイエンドモデル(5〜10万円)
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松:プロゲーマー御用達ハイエンドモデル(5〜10万円)
ハイエンドモデルを使う以外にも、デュアルモニターで配信をしている人も多いですよね。
私もモニターを増やして環境を良くしたい!
マイク
マイクはリスナーに自分のを届ける大切な機材です!
マイクは安いものは2,000円からあり、面白いほど価格と音質が比例する機材です。
素人でも「音が違うな!」と感じるほど良くなるのは1万円以上のもの。
可能であれば竹ランク以上のものをオススメします。
- 梅:ある程度聞き取りやすい声が配信できればOK(2,000〜8,000円)
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梅:ある程度聞き取りやすい声が配信できればOK(2,000〜8,000円)
- 竹:音質がグッと良くなる価格帯(1万円〜3万円)
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竹:音質がグッと良くなる価格帯(1万円〜3万円)
- 松:ASMRや歌配信するならこのランクを手に入れたい!(5〜10万円)
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松:ASMRや歌配信するならこのランクを手に入れたい!(5〜10万円)
Webカメラ
Webカメラは自分の動きとデジタルアバターの動きを連動するために使うので、解像度は低めの720p(1280×720)で十分です!
そこまでいいものを使う必要はありません。
それこそiPhoneを持っている人は、iPhoneのカメラ性能がいいので、わざわざ買う必要もありません。
- 梅:低価格でも必要な機能が揃ってる!(3,000円)
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梅:低価格でも必要な機能が揃ってる!(3,000円)
顔バレ防止のカバーがしっかりついたものでも3,000円以内で買えてしまいます。
- 竹:ワンランクアップな高性能WEBカメラ(5,000〜8,000円)
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竹:ワンランクアップな高性能WEBカメラ(5,000〜8,000円)
ロジクール C920nは保護カバーがついていないので、顔バレ防止のためにも一緒にウェブカメラカバーを一緒に買っておくことをオススメします。
- 松:WEBカメラでも一切の妥協なし!(1万円)
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松:WEBカメラでも一切の妥協なし!(1万円)
LogicoolのC922nは専門誌でも高い評価を受けていて、60fpsに対応してるため動きが非常になめらか!
トラッキングソフト
トラッキングソフトは、カメラから自分の動き・表情を読み取り、Live2Dモデルへ反映させるためのソフトです。
オススメはLive2D公式のトラッキングソフトのnizima LIVE。
初心者に優しく、難しい設定がなく直感的に使えます。
価格重視の人は、VTube Studioがオススメです!
- 竹:制限付きでもいいから無料で使いたい(0円)
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竹:制限付きでもいいから無料で使いたい(0円)
「制限付きでもいいからとにかく無料で……!」といった場合は、VTube Studioの無料プランがあります。
と言っても、無料プランはロゴの非表示ができない制限があります。
ロゴだけでなくフヨフヨ動くキャラクターがずっと行ったり来たりするので、正直1,520円を払ってしまった方が使い勝手が格段に上がります。
無料プランの制限
- ロゴの表示がある。
- コラボ機能が使えない。
合わせて読みたいVtube studioとは?コスパ最強のトラッキングソフト
- 梅:買い切りでお得なVTube Studioを使う(1,520円)
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梅:買い切りでお得なVTube Studioを使う(1,520円)
コスパ最強なのがVTube Studio。
nizima LIVEはサブスクなのに対してVTube Studioは買い切り。
ですが開発が海外の方ということもあって、日本語の公式マニュアルがないので少し戸惑う部分があるかもしれません。
合わせて読みたいVtube studioとは?コスパ最強のトラッキングソフト
- 松:サブスクだけど日本製で安心(550円)
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松:サブスクだけど日本製で安心(550円)
月額550円なので、コスパ最強のVTube Studioに比べたら割高。
ですが日本製ということもあって、安心して使うことができるのもいいところ。配信やSNS投稿で使いやすい100種類以上の高クオリティなプリセットアイテムが備わっているので、配信を華やかにしてくれます。
合わせて読みたいnizima Liveは無料で試せる!VTuberに必須のおすすめトラッキングソフト
配信ソフトは無料で使える
配信ソフトはOBS Studioがオススメ。
対応している配信プラットフォームが最も多い無料配信ソフトで、多くの人が使っている配信ソフトなので、困った時の対処法がネットの海に溢れています。
クリエイションにかかる初期費用
クリエイションにかかる初期費用は主にデジタルアバター。
できれば配信画面やネームロゴなど、あった方がいいデザインアイテムはありますが、予算が足りない場合は活動しながら増やしていきましょう!
クリエイションにかかる初期費用
- デジタルアバターの立ち絵
- 動くようにするモデリング
- デザイン・イラスト素材
デジタルアバターの立ち絵
活動していく中で一番表に出て活躍してくれるもの。
なのでしっかりとお金をかけましょう。
そして愛着を持ってずっと大切にできるものを完成させることをオススメします。
デジタルアバターを作る時、立ち絵〜モデリングまで一貫して行うクリエイターさんが多くいます。
トータルで15〜35万円ほど。
今回あえて立ち絵とモデリングの項目を分けたのは理由があります。
大きな出費になるからこそ焦って妥協したものを作るのではなく、立ち絵を優先して納得できるものを作りきり、資金が貯まった段階でモデリングを依頼することも可能だということを知ってほしかったからです。
その場合はもちろん、絵師さんに一言「おいおいVTuberとしてモデリングする」という意思を伝えて、モデリングをする許可は取っておきましょう。
- 梅:自分で描く・もしくは既製品を購入する(0〜5,000円)
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梅:自分で描く・もしくは既製品を購入する(0〜5,000円)
1番お金をかけない方法は自分で描くこと。
自分で描けると、他のイラスト素材も自分で作れてしまうので大幅な費用削減になります。もちろん初心者には簡単な道ではありませんし、絵を描くことが好きでなければ続けるのは難しいですが、創作活動は楽しく、VTuber活動との相性も抜群です。
合わせて読みたいCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)PROとEXの違い。もうどっちを買うか迷わない!そしてもう1つの方法は、オーダーメイドではなく既に作られた作品を購入する方法。
限定1点モデルでない汎用モデルであれば、3,000円ほどで購入することもできます。汎用モデルはいろんな人が使うことができます。
そのため、同じモデルが何人も存在することになります。
- 竹:実績のある人にお願いする(1〜8万円)
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竹:実績のある人にお願いする(1〜8万円)
SNSでも探すことができますが、ココナラなどのサービスを通して依頼する方がトラブルを避けることができ、安全に取引ができます。
実績が多くなってくると、価格が高くなっていく傾向があります。
自分の好みの絵柄の人をじっくり探してみてください。
- 松:有名絵師に依頼する(10万円〜)
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松:有名絵師に依頼する(10万円〜)
SNSで有名な絵師にお願いすることもできます。
最近では個人間取引だとトラブルが起きやすいため、個人からの依頼を受け付けていない人がほとんどですが……。
有名絵師になってくると、自身のホームページを持っている人が多くいます。
ホームページには参考価格が記載されている場合もあるので、依頼を受けているか、お金は十分用意できているかしっかり確認してから、連絡をとりましょう。
「この人に描いて欲しい!」という強い想いがある人は、十分な報酬を確保して依頼しましょう。
動くようにするモデリング
モデリングの松竹梅は、どれだけ動くかで決まります。
お金を積めば積むほど、表情が増えたり、動きの可動域が広がったり、洋服の着脱や手を振ったり……リアルさが増していきます。
私は「自分で動かしてみたい!」という想いが強かったので、自分でモデリングをするセルフ受肉に挑戦しています。
今までモデリングソフトLive2D Cubismを使ったことも触ったことも……むしろ存在すら知りませんでした。
簡単ではなかったけど、なんとか動かすことができています。
時間はかかるしプロのような自然さも欠けるし、できることがまだまだ少ないですが、自分で動かすのが楽しくて仕方ない状態です。
新しいことに挑戦してみたい人は、自分でセルフ受肉に挑戦するのもアリだと思いますよ!何より技術が身につくのもいい!
- 梅:とりあえず動かしたい!(0〜6万円)
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梅:とりあえず動かしたい!(0〜6万円)
価格を抑えたい場合にできることは4つ。
1つ目は自分で動かすセルフ受肉。
これはモデリングソフトLive2D Cubismの利用料(月額2,288円)だけです。2つ目は既製品の購入。
nizimaのマーケットでは、誰でも使える汎用性モデルであれば3,000円ほどで購入することもできます。3つ目は駆け出しのモデラーさんにお願いする。
実績がなかったりまだはじめたばかりの人は、プロとして活躍している人に比べ料金を抑えています。そして4つ目は必要最低限の動きをプロのモデラーさんにお願いする方法。
これは6万円くらいです。3つ目と4つ目の方法は、どちらもココナラでお願いすることができます。
価格を抑えたい時にできること
- セルフ受肉に挑戦する。
- 既製品を購入する。
- 駆け出しのモデラーさんにお願いする。
- 必要最低限の動きだけを依頼する。
- 松:生きてるみたいに動かしたい!(25万円以上)
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松:生きてるみたいに動かしたい!(25万円以上)
Live2Dでできるいろんなことを詰め込んでもらうためには、最低25万円は必要でしょう。
松ランクになると、もう企業VTuberのレベルになってくるのでとてもリッチです。他にも3Dアバターが欲しい人も、松価格は用意しておきたいところ。
デザイン・イラスト素材
デジタルアバターだけで活動していくのは、できなくはありませんが見ているリスナーからすると物足りなさを感じます。
SNS1つとっても、いつも同じ絵で告知や投稿をしているのと、いろんな表情やポーズがある絵がタイムラインに流れるVTuberとでは華やかさが段違いです。
何より目にとまりやすくなります。
そういった意味でもデザイン・イラスト素材は重要。
全く用意できなくても活動はできますが、予算に余裕があるのであれば、絶対に用意した方がいいものたちです。
デザイン・イラスト素材の例
- アイコン・ヘッダー
- キービジュアル
- シーンイラスト
- 配信画面
- ちびキャラ
- 三面図
- ネームロゴ
- 待機画面・終了画面
- トランジション
- ティザーPV
- スタンプ
デザイン・イラスト素材がどんなものなのかは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
- 梅:とにかくスモールスタート!(0円)
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梅:とにかくスモールスタート!(0円)
機材とデジタルアバターでいっぱいいっぱい!といった人は、BOOTHなどで無料で素材を配布しているクリエイターさんもいるので、そこから借りるという手段があります。
やはりオーダーメイドではないので、自分の雰囲気と100%マッチする素材を見つけるのは難しいところですが、無料でどうにかしたい人は、ここは妥協すべき点です。
無料でも手に入るもの
- 配信画面
- 待機画面・終了画面
- トランジション
無料で使う時の注意点
クリエイターさんが無料で配布をしてくれているのは好意です。
本当ならお金がかかるものを無料で提供してくれているので、配信概要などにクレジットを表記して少しでもクリエイターさんの力になる努力をしましょう。感謝の気持ちを忘れずに!!
- 竹:優先度の高いものだけをまずは揃える場合(3,000円〜6万円)
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竹:優先度の高いものだけをまずは揃える場合(3,000円〜6万円)
ゆくゆくは色々揃えていきたいけど、まずは優先度の高いものだけでも!という人は、無料配布素材では絶対に手に入らないVTuberのキャラクター関連のものを優先的に依頼しましょう。
依頼するときは、トラブルを避けるためにココナラなどのサービスを経由して依頼してください。
優先度が高い順
- キービジュアル
- シーンイラスト
- アイコン・ヘッダー
- ちびキャラ
- 三面図
- ネームロゴ
無料・安価でも手に入るもの
- 配信画面
- 待機画面・終了画面
- トランジション
梅でも紹介しましたが、既製品であればBOOTHなどで無料・安価で購入することもできます。
しっかりお金をかけるのはVTuberのキャラクター。予算を抑えるとしたら汎用性のあるもので検討するのがオススメです。無料で使う時の注意点
クリエイターさんが無料で配布をしてくれているのは好意です。
本当ならお金がかかるものを無料で提供してくれているので、配信概要などにクレジットを表記して少しでもクリエイターさんの力になる努力をしましょう。感謝の気持ちを忘れずに!!
- 松:フルオーダーメイドで唯一無二の世界観を作り出す(10万円〜)
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松:フルオーダーメイドで唯一無二の世界観を作り出す(10万円〜)
全ての素材を手に入れフルオーダーで依頼する場合、10万円は最低でも必要です。
さらにグッズ化を目的として商用利用もプラスすれば、10万円では収まらないかもしれません。しかし、ここにお金をかけれる人は、活動自体が華やかになっていくので、注目されやすくなるのも確かです。
一気に揃える必要はありませんが、活動をステップアップさせていくときに予算のかけ方をイラストに目を向けるのはいいかもしれません。
さいごに
今回はVTuberになるまでの初期費用を紹介しました。
初期費用だけでも結構な額になりますが、VTuberになってからも出費があります。
小さなもので言えば配信のためのゲーム購入。
他にも歌の動画を出したい人であればMIX師や絵師やPV作成の依頼。
グッズ制作でも絵師さんに依頼するでしょう。
趣味で楽しみたい人であろうと専業Vとして本気で頑張ろうとしている人でも、活動の幅を広げていくために、VTuberとしてしっかり収益化したいところですよね。
お互い頑張っていきましょ!!
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-fin-